リトアニア名物「歌の祭典」は全国規模の大合唱祭!

Labas rytas! おはようございます!

ブログ運営者の佐久間恭子です。

Laba diena !

だいぶ涼しく秋らしくなってきましたね

今年は夏が暑かった分、秋が物悲しく感じられます。

これから鎌倉、箱根、日光など日本各地で紅葉がとても綺麗な季節。暑さも和らいだので、積極的に外に出て景色を眺める時間をつくりたいですね。

日本の紅葉ももちろん綺麗ですが、リトアニアの紅葉もとても綺麗です。

「リトアニア政府観光局」公式サイトより

ザ・自然in ヨーロッパ という感じですよね(^^)この自然豊かなところはリトアニアの大きな魅力の一つです。私は秋にリトアニアを訪ねたことがないので、リトアニアの紅葉ぜひ見てみたいものです。

さて、今日はいよいよこのブログの本題、歌の祭典とは何かに焦点を当てていきます。

歌の祭典は、一国をあげて行われる合唱祭のこと。簡単に言えば、日本の中学、高校では学校行事で合唱コンクールがあると思います。その中でクラス、学年関係なく全校生徒で一、二曲全体合唱をしますよね。いつくかの団体が一緒に歌うことをジョイント合唱と言いますが、このジョイント合唱が全国規模までデカくなったものが歌の祭典です。

日本で想像すると果てしなくでかい……。

「リトアニアのような小さい国だから出来るのだ!」と思えなくもありませんが、リトアニアの人々にとっては、全国規模のメチャメチャでかいお祭りということで、4年に一度大規模にそして賑やかに行われます(^^)

現在、歌の祭典は歴史とともに規模が大きくなり、舞踊のイベントである踊りの祭典やクラフト市などさまざまな催しがあつまり、「歌と踊りの祭典」という名前で呼ばれています。

「歌と踊りの祭典」はリトアニアだけでなく、エストニア、ラトヴィアのバルト三国と北欧のいくつかの国で開催されていますが、各国で内容、開催期間に少しずつ違いがあります。

その辺りは、また別記事で紹介していきます。

まず、このブログでメインとなるリトアニアは

開催内容

・歌の祭典(in カウナス)

・踊りの祭典

・演劇の祭典

・アンサンブル(音楽、舞踊など)

・クラフト市

・伝統楽器(カンクレス)の祭典

・歌の祭典(in ヴィリニュス)

ほか

上記のように歌の祭典はオープニングとフィナーレと二つの都市で開催。また民族舞踊の祭典や伝統楽器カンクレスの演奏など、リトアニアにおいての伝統文化にあたるもの盛り沢山なイベントという形で開催しているのです。

期間は約一週間。

フィナーレの7/6はリトアニアの建国記念日。この日にリトアニアの歴史をともにしてきた合唱による祭典を行うことで国中でお祝いするのです。

フィナーレの歌の祭典の会場ヴィンギス公園(Vingio parkas)ドームの中に1万名を超えるジョイント合唱団が並び歌う

ちなみに、お祭りが開催されるのはカウナスとヴィリニュスの二つの都市ですが、リトアニア国営放送で全国放送されるので、まさに国中で盛り上がる日本の紅白歌合戦のような存在です。

リトアニアでは歌と踊りの祭典は「Dainų šventė(歌祭り)」という名前で呼ばれています。

詳しく知りたい方は主催団体公開している公式サイトを見てみると写真などがたくさん出てきます(^^)

ちょっと短いですが、今回はここまで。

viso gero (さようなら)!



最新情報をチェックしよう!